FC2ブログ

いま話題の「自衛権」。


標準書庫で書く事でもないと思うので、こっちに書きます。

本当はだれも見ないブログだから、トップに堂々と書いてもいいんだけど。

いま国会では「自衛権」の容認か否かで大いに議論(?)されていることでしょう。
※(?)には突っ込まないでください…。ヤケドするのは嫌いです(笑)。

そもそも、「自衛権」とは何なんだ? という方のため、簡単に紹介します。

元帥「この場合はふざけない方がいいよね?。」

侍従長「当たり前でございます。」

元帥「ことは今から200年ほど前の地球…」

侍従長「元帥閣下!。」

元帥「あ、オ、オホン。自衛権とは何も日本に限った事ではない。世界共通の権利なのである。」

※自衛権は、国際連合 通称:国連 が制定した「国連憲章」(1945年6月発布)第7章第51条が源流である。
第51条にはこうあります。
第51条〔自衛権〕 
この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持又は回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。

この中ほどの「安保理が国際平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別(各国)又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」

ただし、この憲章があるからといって日本の自衛隊が自衛権を行使できるかというとそうではありません。

日本は1945年以降、当時の国連及び安保理加盟国(連合国)の管理下において平和を根幹とする日本国憲法。通称:平和憲法が制定されました。
そののち、この第51条について聞かれたとき、当時の吉田茂首相は次のように答弁しました。
「…当局者としては、集団的自衛権の実際的なかたちを見た上でなければお答えできません。」

国連が、1945年6月に発布したとき日本は第2次大戦の最終部分であり、もちろん国連憲章の形成議論には入ってなかったので当然、知る由もなかったはずです。

ま、それはそれで。
現在の政府見解としては、(鈴木内閣答弁書:1981年)「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が攻撃されていないにも関わらず、実力を持って阻止する権利」としている。

このような経緯になった理由には第2次大戦後、日本が独立を取り戻した1951年のサンフランシスコ講和条約に由来する。
「連合国としては…日本国が…個別的または集団的自衛権の固有の権利を有することを承認する。」
という裏付けのもと、警備隊(のちの自衛隊。)が発足。
なお、当時は(海上自衛隊の場合)海上保安庁の隷下組織として、海上警備隊が発足した。

ところが、日本は自衛権を持っているが、その行使はできない。
前述した憲法の第9条において「許容される自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最小限にとどまるべき」が明言されているためでもある。
1981年に鈴木内閣は次のように答弁している。
「集団的自衛権はその範囲を超えるものであって、憲法上許されない。」
「また、…憲法上許されていないことによって不利益が生じるというものでもない」と断じている。

この「…不利益が生じる…」という言葉、81年から30年近く経っているこの世においてこの表現が合っているか不思議であります。


元帥「今回は教養番組みたいだったな。」

侍従長「ヤケドには十分注意したつもりですが。」

元帥「事実を書いたから心配はなかろう。」

・・・だといいんですが。

資料
1981年鈴木内閣答弁書
世界の艦船4月号「集団的自衛権と策源地攻撃能力」作:フジテレビ解説委員
国会図書館
他。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

くじら座(晴海WelcomeFlag)

Author:くじら座(晴海WelcomeFlag)
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR