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路面電車を新提案?



中国が新提案。
線路を使わないでバーチャルレールで走る「VirtualTrain」を発表


株洲市内にある重工業メーカー「CRRC Zhuzhou Institute」で発表されたAutonomous Rapid Transit(Art)は全長30mの路面電車型の自動運転型の大型電気バス

電気で走るため低公害であり、線路を敷く必要もないため建設費も安く済むという。
概要はこうだ、まず地中にトラムバスが専用軌道を逸脱しないためのコイルのようなものを含むガイドを埋め込む。
車体に搭載したセンサーで感知し白線に沿って自動で運行する

現状は3両編成だが、仕様により最大5両。最小で2両まで自在な編成を組むことができる。
路面電車は「専用軌道」とよばれる電車が走る線路が必要だが、このシステムには必要なく
一般道路にチップを埋め込んだ白線を並べていくだけで「路線」が作れるのが大きなメリットと言える。

このARTの最高時速は70kmで、市内を走る通常のバスと比べても、路面電車と比べても格段に速く「痛勤」の速達化が見込める。
電気で走るため充電が必要だが、フル充電で40km走行できる。

・・・こうやって見るとなかなかいい感じに思えるが、一つだけ疑問がある
3両編成で40kmしか走れないの? ということである。

海外では環境にやさしいという理由から路面電車の活用が古くからあり、その発展で「トロリーバス」も走っている。
トロリーバスは架線から電気を得て、モーターを駆動する電気バスであるが、通常のバス同様タイヤで走行する。
「トロリー」バス。なのでトロリ線(架線)の無いところでは走行できないため、必然的に専用軌道というものの制約があるが、充電する必要もなく排気ガスも出さないので長らく中央都市などで活用されてきた。

そこへ新しい電気バスが現れた。
オーストリアで走っている「パンタグラフ付きの電気(充電)バス」である。

これは屋根の上に充電用のシングルアームパンタグラフが載っていて、起点と終点のバス停上に架線が張ってあり、そこにパンタを接触させることで充電するというかなり珍しい方法を取っている。
日本ではJR東日本の烏山線で使用してる「EV-E301系蓄電池電車」というのがあるが、それのバス版だと思えばわかりやすいだろう。

こちらは座席が44席と、ARTの定員100名に比べると積載人員が少ないが、15分の急速充電で150km走行できる能力を持っている。

まぁ3両編成が使う電気と小型の部類にはいる電気バスでは使う電気の量が違うので一概にどうのこうのは言えないが・・・


しかし、この方法であれば廃線となった鉄道線の路盤を使った「BRT方式」よりもこちらのほうが現実的なのではないかと思う。
特に有効的だと思われるのが、震災で路線が壊滅的被害を受けた石巻線や三陸鉄道と山田線などを鉄道線として路盤整備する代わりにART化し、これまで通り「列車」としての運行を続ける。
・・・というものだ。

あるいはどうだろうか、現在復活を検討している都電8番系統なんかもこれを参考にしてはどうだろうかと思う。
築地や銀座。晴海通りなどにはこの都電8番系統が運行していた頃の線路が未だに地中に埋まっているため掘り起こして整備し、電車を用意すればすぐにでも運行が再開できる状態にあるという。
しかし、晴海通りは東京の中でも屈指の混雑エリア
そこを都電が走るというのはなかなか近隣住民には理解しづらいという。
ART化すると専用軌道は必要なく、バスと同じように運行できるのでメリットも大きいと思うのだが、

都営交通さんこのブログ見ていてくれたら検討してもらえませんか?

また、大雨被害により不通となっている鉄道区間で、廃線またはバス代替を検討しつつも「それなりに利用人口のある路線」ではうってつけだと思うのだが。

・・・「中国製」というのを除けば夢のある話ではないか。


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コメント

No title

おはようございます
電化・モーター化は中国のお得意技ですからね
そんな努力をしてもらわないと排ガスが減らない事情もあるのでしょう
一番簡単なのはスロットカーのように道路に電源を埋めこんだらいいかも(笑)←盗電されるでしょうけど

No title

こんにちは、総統閣下
中国高速鉄道のメインメーカーが開発した技術ですからね(いわくつきのw)
なんでも国内で実績を上げたあとはインドにむけて輸出を計画しているとか。
ともに大気汚染の激しいところですから需要あるんでしょうね。
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