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チリのミリタリーパレード開催!



こんばんは、9月も中頃をすぎるとやってくるのがチリ共和国の軍事パレード、「Gran Parada Militar Chile
今年もこの季節がやってまいりました!


こんばんは、くじら座元帥であります。


チリ共和国軍の総覧は以前Gran Parada Militar Chile2015にて簡単に紹介しましたのでそちらをご覧ください。






今回はエンリケ・ララニャーガ・マーティン チリ海軍大将閣下が最後の閲兵式かもしれないという話がありいよいよ…かな?という時期でもあり1年間楽しみにしてきましたw




閣下…
ちなみにチリ海軍ではコマンダンテ(comandant)と称される海軍大将はただお一人だけで、ヴィス・アルミランテ(Vice almirantes)と呼ばれる中将閣下が6名おられマーティン閣下を支えておられます。
その下には海軍省内の人事・運用を担当する「少将」がおりますが、チリ海軍のパレード動画で度々出てこられる方がいます。
その方とは・・・









このお方。

イグナシオ・マルドネス・コスタ海軍少将閣下
マルドネス提督はなぜそういうパレードに度々出席しているかというと、閣下が海軍教育のディレクターをしているから。
海軍教育のディレクターといってもなんとなく伝わりにくいと思いますが、海軍士官学校の校長といえばわかりやすいでしょうか?

海軍の根拠地の一つバルパライソに「アウトゥーロ・プラット」という名の海軍兵学校があり、そこでお仕事をしているのです。

動画ではパレードのうち、先に観閲される海軍部隊は実戦部隊ではなく海軍兵学校の訓練生・・・
つまり士官学校の生徒たちなのです。
アウトゥーロ・プラットの士官候補生の制服は「詰め襟」で、水兵はセーラー服 士官は制服を着用します




この他海兵隊もありますが、アメリカ海軍の海兵隊の制服に近いものを着用してるのでそれも動画でわかると思います。








国家警察憲兵(カラビネーロス)長官と談笑するマーティン閣下

よく日本語訳化されたチリのパレード動画を見ますが、陸軍の旧プロイセン帝国時代の制服を見てなのか知りませんが「ドイツ軍様式の大統領親衛隊」というタイトルで動画を流してますが…
カラビネーロスですよ!むしろ

大統領は「大統領宮殿」と呼ばれる宮殿にお住まいで、そこの護衛を担当しているのがカラビネーロスなんです。
したがって、「大統領親衛隊」と書くならこっちが本家だと!
だいたいアレだろ?親衛隊ってSSのことだろう??
SSの制服は黒だっ!
そんな曖昧だからチリの方に「親衛隊ではなく陸軍です」とコメントされるんだよ~

カラビネーロスは「カラビネーロス・デ・チレ」と正式には言いますが、日本語訳すると「チリの騎兵隊」という意味なんです。
1758年に組織された夜警団がその始祖で、「女王の竜騎兵隊」から始まっています。
現在のカラビネーロスには地方警察と検察が含まれており、警察と言う割に階級はおおよそ警察とは似つかない名称を採用してもいます。
ここが「警察軍」と呼ばれるゆえんでしょうね。

カラビネーロスのトップは「長官」(General Director)
次席が「総監」(General Inspector)
3位が「大将」(General)
となっています。この3役の総称を「将官」と呼称するとか。






上の2枚のお写真の方々はともに大将閣下であらせられます。

上級指揮官には「大佐」が任ぜられ、
指揮官は「中佐」「少佐」が当てられます。
「大佐」は警視長か警視正でしょうか?
「中佐」ぐらいは「警視正」少佐は「警視」でしょうな。
この下に「下級指揮官」という役職があり、「大尉」から「士官候補生」までがその任に当たります。

さらにこの下には実戦部隊となる「下士官・兵」が続きます。
このあたりから警部補とか巡査長クラスになるのではないかと思います
先任曹長(Suboficial Mayor)
曹長(Suboficial)
一等軍曹(Sargento 1º)
二等軍曹(Sargento 2º)
一等伍長(Cabo 1º)
二等伍長(Cabo 2º)
カラビネーロ(Carabinero)
カラビネーロ候補生(Carabinero alumno)










今回のパレードではほぼ3年に1回ぐらいしか参加しない貴重な部隊も参加してました。
フランス革命の時のような制服を身にまとうチリ陸軍軍人
いわゆる歴史部隊と言われる人たちでしょうか。
中央に旗竿を担いている方の国旗をよく見てみると・・・


1812年から1814年までのあいだに使用されたチリ国旗であることがわかります。
旧宗主国はスペインですが、スペインも元はフランスの植民地でした。
1808年フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが兄のジョゼフ・ボナパルトをスペイン王ホセ1世に据えたことによる反発から始まるスペイン独立戦争が勃発し、そしてインディアス植民地も「偽王」への忠誠心を拒否し植民地は独立への歩みを始めます。
1812年よりサンティアゴ・デ・チレ自治政府が誕生し奴隷輸入の禁止と奴隷の子供の自由が保証されるなど共和国建設への歩みを始めていた時代の国旗であります。

結果的には1814年にペルーの副王が派遣した王党軍によって敗北したわけですが、その後開放指導者と出会い再びチリの大地を踏み、1818年にチリが独立を果たします。
現在のチリ国旗にはその当時、独立戦争で亡くなった英雄たちの霊を慰めるため下半分が独立のために流された血を表す赤で記されています。













さらに今回の歴史部隊はすごかった!
1900年頃の榴弾砲と思われる火砲を馬牽引で引き連れてきたのでした!
それがこちら↓







80ミリタイプの榴弾砲でしょうかね?
おそらく前輪(砲兵が3人座ってる方)に砲弾と装薬が入ってるんでしょう。






そして大本命!陸軍のお出まし♪









まさにプロイセンの栄光が似合います♪
プロイセンの栄光もいいのですが、シュタインメッツ行進曲も捨てがたいですねぇ





実はこの部隊は陸軍本体ではなく、陸軍士官学校の士官候補生なのです。
もちろん先頭で指揮刀で敬礼する将官は本隊の方ですがw

動画では士官候補生が過ぎ去ると部隊の方が観閲のため行進して来ます。
なかにはこんな指揮官も・・・






かっ・・・かっこいい 

チリは御存知の通り細長い国です。
ブラジルやアルゼンチンなどの国々とは標高の高い山々が国境となってるのですが、それでも山岳部隊というのが存在します
スキー板を装備している部隊もあり過酷な環境が伺えます。

で、そんな中吾輩はついに見てしまったのです!
牛歩砲らしき装備を!









重ロバ機関銃を!

いや、まぁ山岳部隊ならある程度はね。予想ができますが
まさか実物が出てきてたとは・・・
山岳地帯で強力な相棒といえばやはり「ロバ」
ロバみたいな強力な支援がないと、任務が遂行できなさそうなところですもんねぇ・・・

しかしロバとは・・・
北の農業用トラクターミサイル牽引機より衝撃でしたw

いや~今回も珍しい装備が見られました!
また来年も楽しみにしましょう♪


エスメラルダ、横浜に来ないかなぁ・・・



デハっ!
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