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計画名 「幻のスーパー(テクノ)ライナー」 建造計画




皆様お久しぶりですね。 
くじら座提督であります!

月が変わってから初のアップとなりますね。
別にネタがなかったわけではないんですが、9月から7時間強労働に格上げされたので昼間から夜の8時頃まで勤務しております。

なもんで、もちろん横浜に客船を観に行く暇もなく、愛するヨドバシカメラへ模型を見に行くことすらままならぬような日々を過ごしております。

・・・ま、会社員てそんなもんか

帰ってきてお風呂入って、食べてテレビ(テレビ東京がほとんどか?)見たら午後1130時ぐらいとなるので、文章と構成考えて手間と時間をかけてアップする吾輩のブログは一手間がハンパではありません!
この間アップした「ヨコスカサマーフェスタ」のやつとかも一アップに12時間かかっていますのでね。

「何もそこまで考え過ぎんでも」とかっていう風な声が聞こえてきそうですが、「やるからにはやる!」というポリシーなO型風A型男子であります(笑)

で、この計画自体は関西圏のとある船ブロガーの「pe◯miさん」と「ふ◯きちさん」によりて触発されて始めた思いつき企画だったんですが、巨額の資金がつぎ込まれたにもかかわらず就役することのなかった船だけにどこをいくら探しても資料となりそうな物がなく、またその構造も複雑かつ不思議な貨客船構造のために模型化することが非常にむつかしいのであります。

しかたがないので、建造元に電話で確認すると・・・?

オペレーター「設計資料が見当たらないのです・・・
」とのことでした。

吾輩もお手上げのこの商船は、「テクノライナー」と呼ばれたあの船のことです。
ここまでかけば、艦船・商船ファンならば分かるかと思いますがご存知でない方もいらっしゃるので、念のため。






ご存じの方いらっしゃるでしょうかね?
この特殊な船型を見ただけで分かるなんて、かなりのツワモノですねアナタは。
(笑笑笑)








しっかし懐かしすぎる写真で申し訳ありませんね
少し最近の写真がこちら↓







さて、どこの埠頭だ?こりゃあ。

さてさて、遅ればせながら本船のご紹介をばいたしましょう!

テクノスーパーライナーは旧運輸省が当時もてるだけの最新技術を駆使して実証しようとした高速船の総称であります。(略称TSL)

航空機は到達までの速度が速い代わりにコストがかかる。
船舶は大量輸送が可能ではあるが、到達速度がほかの乗り物にくらべて極めて遅い。
・・・これら2種類の中間的な存在として開発が急がれたのが、TSLなのである。旧運輸省を主体として国家プロジェクトとして開発・実証が進められていた

研究目標速度は50ノット、航続距離500浬(926km)載貨重量約1.000tという壮大なものでした。
1995年にかけて実証船2隻を建造し、それぞれの特徴・性能を調べていました

もっと詳しいことを知りたい方は、wikiでどうぞ。


写真で紹介した船は、実証船のうち最も効果が期待できるとして、民間航路向けに建造されたこのテのものとしては世界最大級とうたわれた総トン数1万トン超えの超大型客船として誕生するはずでありました。







だった。 と言いましたが、そのとおりなのです。

「スーパーライナーオガサワラ」としてすでに船名も付けられ、東京~小笠原諸島までを通常の貨客船で約26時間かかるところを、最高速力37ノットによって約17時間に短縮することによって、年間90往復を実現するなどという夢の物語でありました。

で、なんで「幻」と言われるのかというと、民間航路に一度も入らずに係留・用途不明のまま留め置かれていたからであります。
通常の重油船では1航海にかかる燃料費は600万円ほどらしいのですが、このスーパーライナーはななんと2.500万円!!

ガスタービンを主機(おもき)として、ホバークッションによる浮力(揚力)と、ウォータージェットによる推進力と まさにお金がかかりそうな構造だったんですね!

船型空気圧力式複合支持船型(TSL-A型) 
全長約140m
全幅29.80m
深さ10.50m
喫水:オフクッション5.00m
  :オンクッション2.40m
総トン数約14,500トン
船速38ノット
主機関LM2500+(40500SHP)×2基
浮上機関高速ディーゼル機関×4基
推進装置ウォータージェット×2基
旅客定員742名
貨物積載重量210トン
建造造船所三井造船 玉野事業所
運航会社小笠原海運





画像は広島で活躍する艦船ブロガーの「p◯nmiさん」と、神戸を中心に活躍する客船ブロガーの「ふ◯きちさん」から拝借しております /(^^)

本船は、事業主の国と支援者の東京都が撤退。
本船を運航する予定だった小笠原海運は、「(公的支援がないと)半年で会社が倒産するから、コレ受け取るのイヤだ!」と、拒否。
法廷闘争にまでもつれ込んだのでした…

当のTSLOGASAWARAは、三井造船玉野工場でずーっと眠ったままだったんですが、東日本大震災による支援のため、長駆石巻港まで遠征し1泊2食付きのバイキングとシャワーを提供。
被災者による大きな歓喜に包まれ、幸せそうだった とのことでした。

下はそのときに玉野工場から出港する本船の姿。
解体のため江田島にある解体業者に引き渡される時を除くと、最初で最後の航海だったと思われます。





ガスタービン船はディーゼルやLNG船のように大きなプラントを必要としないため取り外しが可能なのです。
なので、長期係留されていた船でもこのようにして動くことが出来るんですね。

さて、こうして誕生から15年ぐらい経ってようやく人(日の?)の目みた事となったSLTなんですが、今月になって解体のため、岡山県から広島の江田島へと回送されてきました。






そして、江田島の解体業者のところで解体が始まろうとしています。
アルミ合金なので解体はサクサク進むそうであります

一度も就役することなく、たくさんのお客を乗せたわけでもないSLTですが、こう言わないといけませんね。

「お疲れ様でした」 …と。






で、解体されるフネをメモリアルとするためにわが海軍工廠では「スーパーライナーオガサワラ」を1/1250で建造することとしました。
・・・もちろん、フルスクラッチです

写真では大きく見えますが、全幅29.80mを1/1250にすると2.38センチとなります。だいたい24ミリの客船は大きい方なんですかね?
どうなんでしょ?広島の巨匠、S4S*S4S*1さん!

前述したとおり、設計図面がないのでここはどうしたらいいんだろ?ということが多発しており、図面引きに苦労しております

また、エフトイズが出した「現用の艦船キットコレクション」の内、こんごう型を改造したミサイルフリゲイト計画や、ドイツレベルの1/1200クイーンメリー2や同メーカーのクィーンエリザベス2などの建造計画があり、わが工廠は活況に湧いております。

ただ、7時間強労働となったことや必ずしも土日が休みとは限らない職種のため設計・ファースト・カット、建造があんまし進んでおらなんだ。
なので、スーパーライナーが先になるか、クィーンエリザベスが先になるか。
国鉄クモハ12が先になるか(1/150 Nスケール)、分かりません。

なが~く首を長くさせるかもしれませんが、完成までしばらくお待ちください。 ロシアの造船所みたく、10何年もかかるわけではありませんのでね!

ワッハッハ!! ←Wickedの笑い。






たぶん、完成するとこんな感じになると思います。
(神戸海洋博物館所蔵のTSL模型)

しばしおまちください。

デハっ!

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コメント

No title

おはようございます!くじら座提督閣下
毎日の激務お疲れ様であります
あの伝説のスーパーテクノライナーをフルスクラッチされるんですね
がんばってください

一時はテクノライナーの主機がLM2500なので海自や米軍への所属も噂にはありましたが・・・・・
何の為に造ったのかわかりませんが、あの震災で僅かながら活躍できたことがなによりですよね~

No title

こんばんは、総統閣下! /(^^)
総統も毎日の激務、お疲れ様でございます。

たしかに何のためか…と言われると、なんのために作ったんでしょうかね?
ただ、海自と米軍用として使われなかったのは装甲がないことと、アルミ合金なので耐航性がなかったことが理由の一つのようです

No title

おはようございます!くじら座提督閣下!

実は私もスーパーテクノライナーをフルスクラッチ!
と思い資料を集めたことがあります。なぜか断念しましたが。
大きさ的には大きすぎず小さすぎず手ごろなのではないでしょうか。期待しています!

真上からの写真、いい資料をいただきました。
私もいつかその気になった時のためにストックさせていただきました。

デハっ!

No title

お疲れ様です、広島の巨匠!

そうなのです、吾輩も色々と資料を探したんですがまともなのが一っつもないんですよねー。なんででしょうか?
総トン数1万トンはフルスクラッチ初心者には優しいぐらいかもしれませんね!

がんばりますっ!
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