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スカサマフェス❜14 その6 長いですよ♪



第2術科学校…といえば、海上艦艇の運用員を育成する機関で有名です。
ですので、海上自衛隊が運用し、文部科学省が保有する南極観測船(←文科省の呼称)「しらせ」に乗ってみたいと思われるなら、第1術科学校ではなく、第2術科学校を受けることをおすすめします!

第一、砲も雷もない砕氷艦(←海自の呼称)に乗艦するのに第1術科学校に入校する人はいないんじゃないでしょうかね。
あとは、国立極地研究所にでも入ってください。


話は戻って、2術科学校のはなし。
ヨコスカサマーフェスタでは横須賀地方総監部の一般公開の他に、同時開催としてアメリカ海軍横須賀海軍施設の一般公開と、海上自衛隊の教育機関である第2術科学校のオープンスクールが開催されていました。

先着順のシャトルシップ(交通船を使用した海路)とマイクロバスで行く陸路の2つによって赴くことが出来ますが、吾輩はその整理券を入手できなかったので陸路でゆくこととしました。





この写真は前述のとおり、ネットで拾わせていただいたものです。
なお、今年は大型テントが2つあってそこで待つような形でしたが(笑)

10分から15分の間隔で運行されており、敷地内と一般道路を走行しつつ術科学校までゆられました。
もちろん、一般道を通るため「シートベルトの着用を!」とアナウンスしていましたが。





術科学校も普通に「海上自衛隊の敷地内」にあるので手荷物検査を受けなければなりません。ただ、海自の正門とはうって違って、並んでまで検査に立ち会う という感じではありませんでした。

この写真を撮るため、一旦出て。撮って。また検査をしたくじら座提督でありました(爆)
「ちょっと写真撮りたいから、出ちゃダメ?」なんてことは紳士は言いません!
出るなら堂々と出て、入るときは堂々と検査に立ち会うのが「漢の嗜み」であるというふうに「履き違えてる」吾輩でありました
 ハハハ…




おっと!忘れるところでした。
術科学校に来るまでの間にあのフネを見たのです!

それは・・・?










まともな写真ではありませんが、海上自衛隊が世界に誇る特務艇。
ASY-91「はしだて」であります!





通常は「迎賓艇」と呼ばれる本船は、自衛隊の中でも謎の部隊である。「特警隊」に属する艦艇で、広報専用の船と勘違いしている人も見受けられるがきちんとした自衛艦(補助艦?)である。





ウィキペディアより転載。

ただ、『特務艇』といっても「特別警備隊」の人間を載せたふねではなく、諸外国の将官やVIPを招いて懇談会やレセプションを開催したりなど多目的に使用される。 ちっちゃい豪華客船みたいなもんです。

艇内の1階部分には会議室があり、約20名を収容できる
諸外国のオブザーバーやVIPが発言する時のために通訳室も設けてある。
非常時には通信指揮所ともなるらしくそれ相応の通信システムを装備する

詳しいことはウィキペディアやこのページからご覧ください。(^^)



さて、第2術科学校のはなしですが、なにぶん天気は激しく良好で気温もかなりあったためカメラの電池消耗が激しく、自身の体力も斬減(ぜんげん)するような状況だったので写真が極端に減ります。
ごちういください!






海上自衛隊の第2術科学校は自衛隊横須賀病院と艦船補給所との敷地内にあります。
いつだったか、「タモリ倶楽部」で田浦の貨物用のアメリカ軍専用線が取り上げられていましたが、あのへんにあります。

ちょうどあのあたりから海側には旧住友重機械浦賀工場があり、ドックや工場建屋などがあったらしいですが、グーグルマップではすでにそんなものはなく、ドックも埋め立てられた状態で載ってます。
他人のですが、ここも見て下さいね!






その敷地内には海上保安庁の船の係船施設もあって、比較的小型なふねたちがくつろいでいました 





PM-89「たかとり」は昭和49年に東京湾内で発生したLPGタンカー第十雄洋丸と貨物船との衝突炎上事故に起因するタンカーの首都圏への漂流を食い止められなかった教訓から、特殊救難隊発足と同時期に建造された「防災機能強化型」の巡視船である。

特に曳航能力と消防能力をそれまでの巡視船より強化したため、航洋曳船などを参考にしたという。
ただ、建造からすでに40年経っていることから代替が早急に必要なタイプといえる。

常備排水量:600t
全長:45.7m
全幅:9.2m
主機;ディーゼル2基、2軸
出力:3000馬力
速力:15ノット(時速27キロ)

※ウィキペディアでは機関出力4.200馬力となっているが、それはあくまでも機関が純粋に発揮できる出力で、キャビテーション(気泡摩擦)や流体抵抗による推力の低下は換算されていないものと思われる。
したがって我がブログでは本船の有効出力は「3.000馬力である」というふうに結論する。
違っていたら教えて下さいね。





向こう岸にあるのは海洋業務隊の艦船たち。
やや写真が不鮮明ですが、艦影や艦番号などから海洋観測艦の「しょうなん」であることが分かります。
ふたみ型の代艦で、22年度に就役した。





まず先に入ったのは内燃機関が集まる実習棟(←だったけ?)を観閲。
潜水艦用のディーゼルエンジンを拝見しました。
護衛艦の主機(おもき)と比べると一回り小さいですが、大型建機とでは比べものにならない馬力を発揮します。






今は遠隔操作で機関室の制御盤で操作できるそうですが、隊員の習熟訓練に用いるとかで現役の機関要員がここに来て検修を受けるそうです
指揮をする上官が「あまりにも自主規制」だと困るからだそうで…
何かあった時は自分たちで対応できるようにと訓練をしてるそうです。

しかし、「あまりにも◯◯◯◯」な上官っているのかなー?
オールドセラーさん、島風さん、そういう人いました?





こっちは大型護衛艦用のエンジン操作盤。
意外とシンプルですね。
解説してくれた隊員諸官によると通常は内部の状態などを検修したりするため常にどっかが外れてたりバラしてあり、完全な状態は少ないとのこと。

隣にいた老齢ないかにも前大戦を経験したかのような先輩は「去年も同じ事言ってたな…」とおっしゃっていましたが(笑)





吾輩はエンジン操作盤のシュミレーターの方は行かなかったのでわかりませんが、そっちで色々と操作するようです。
吾輩が、「最近のは半自動化されてるから、楽になったか?」(←一応、「特一級海軍大将」という設定なので上から目線…)と質問すると、

隊員諸官『楽になったは楽になりましたけど、つまんなくなりました。』


・・・いいのかそんなこと言って?

時間によっては機動展示が行われ、体験運転もさせてもらえるそうでした。
吾輩はちょうどその時いなかったので、こんな感じあるということを動画で紹介します。



大型護衛艦用ディーゼルエンジンの体験運転風景



さて、護衛艦用ディーゼルエンジン建屋と潜水艦用建屋のちょうど真ん中、通路の大きい踊り場のようなところにもエンジンがおいてあり、そちらは掃海艇用の特殊なエンジンだそうです。





掃海艇用の小型ディーゼル。
この大きさだと、低速ディーゼルでしょうかね?
なんでも地場を発生させないように、アルミなどの軽金属・あるいは磁石がつかないような金属を用いて作られているそうな。

そういやあ、ちょっと前まで掃海艇の船体は「木造」でしたね!
現在はガラス繊維入りの強化プラスチックで造られてますが。
音響機雷や係維機雷なんかは問題無いですが、磁気機雷だけは船が発する地場に反応してみずから向かっていくものがあるので、「機雷掃海(掃討)戦闘艦艇」なのに、自身が機雷の餌食になっては何の意味もありませんね!




続いて向かったのは、ガスタービン建屋。
護衛艦用のガスタービンの実機がおいてあり、現在の護衛艦で主流となっている機関であります。





機器は大型の割にタービン本体はちっちゃいので、「なんだ、これだけか…」といった声が聞かれていて隊員諸官も心なしか元気がなさそうでした… 





これがスペイ・ガスタービンの心臓部である。
本来はとーぜんこのようにカットされた状態にあるわけがなく、機関の中にセットされた状態で使用されますわな
大きさは、170センチ~180センチぐらいであったと思います。

ここも「午前中」であったなら運転されている情景が拝めたはずですが、あいにくまだカレーすら食べていない時刻だったために大いに見逃してしまいました(泣)

というわけで、どういうわけで?
またまたユーチューブからもらってきました。これでご勘弁くださいまし!m(ーー)m

スペイガスタービンの運転風景でした
ここで、スペイの基礎情報をば。

「スペイ」はロールスロイス社が開発したジェット機用のターボファンエンジンで、後に船舶用が登場した。
本機の1個前のタイプが商用としては初のエンジンで、小型機(飛行機)には大きすぎたため本型が開発されたのだ
船舶用は「マリーン・スペイ」と呼ばれ、軍艦では海上自衛隊が最も多いユーザーで次がオランダ海軍艦、イギリスの23型フリゲイトと続く。

「きり」型と「つき」型、それに「ましゅう」型がスペイ単体のみを装備し、あとの「あぶくま」型と「さめ」・「なみ」型はディーゼルを併用しているか、機種の違うガスタービンを使用している。

なお、もともとが航空機用エンジンなので出力・馬力換算ではなく、推力での表示となるがご理解いただきたい。

推力:通常運転時54キロニュートン(5.400キログラム)
  :ブースト時91.2キロニュートン(9.120キログラム)
キロニュートンは毎秒換算であります。毎秒0mから1mまで加速させるために必要な力なのであります。

ややこしいですな!
世界の艦船の自衛艦特集によれば、スペイガスタービンを2基積んでる「ましゅう」型では2基で40.000馬力だそうです。
同じ出力を持つ乗り物だと、アメリカ海軍の攻撃原潜「ヴァージニア級」で、こちらは原子力蒸気タービン推進艦である。
年代は違ってくるが、大日本帝国海軍の戦艦「扶桑」も同じだけの出力を誇っていた。

ほかにも調べればいくらでも出てきそうですが、あんまりはなしが長すぎると読者が離れ・偏りそうなので、軌道修正いたします。

提督「スターボードTen!Strategic anabasis!

航海主任「おも~か~じ転し~ん10度~ヨーソロー。」



さてさて、内燃機関実習棟なる建屋を抜けだした吾輩は、ほかに見るものもなくブラブラと自由気ままに放浪することにしました。





海上自衛隊イベントでは欠かすことの出来ない存在となった、
 ・・
「ミニしま」シリーズですが、ここへきて新たなる艦が建造されていたようです!           ・・
その名も「あづち」。先代の「ミニしま」という名前からは358度も違う艦名ですが、モデルとなったのは言わずと知れたあたご型のようですね~。





    ・・
先代艦「ミニしま」。


・・・と、





後継艦あづち。
どこが違うのかというと、砲がアメリカ海軍の最新制式砲になってることと、ヘリ格納庫があるところですかねー!
なお、本艦にはサイズ感がイマイチなデフォルメSH-60が載ってました。
(その写真はない ^^;)





ここは敷地内の桟橋。
横須賀総監部へのシャトルシップ乗り場となっていましたよ。
しっかし、ここから乗った人はいい眺めだったことでしょうねーw 油船と水船の両方の造形を間近で観察できたことでしょう!





この艦種記号の「Y」は「yard(ヤード)」のYです
ヤードパトロールだと「YP」。タグボートだと「YT」という風に。
なので、右は油船でひだりは水船であることが一目瞭然だってことです!

もっとも、民間船の場合は記号なんてものをつけてるはずがないので、船橋構造物に掲げられているであろう「タバコ厳禁!」とか「火気厳禁」とかって書いてあったりなかったりで判断しますが(笑)

なに?さっきの写真の後ろの船が気になる?

どれですか?






これですかい?

ちがう? じゃあ、もしかして・・・










これのことですかな?

たぶん、色々調べてわかったことといえば、これが「はるしお型潜水艦の5番艦 わかしお」であるということでありますね。
はるしお型潜水艦の中にあって最後まで現役の潜水艦として活躍した。
残るのは6番艦ふゆしおと、最終艦にして準同型艦あさしおのみとなっています。
その他の写真ではもっと海藻が付いてたり、海鳥の◯◯で汚れてたような気がしますが、意外ときれいな状態です。

そのことを近くにいた海曹長殿に聞くと、「何かあった時のためにとってある、あっちの護衛艦もそういう理由だよ」とのことでした。

真偽は分かりかねますので、鵜呑みにしないこと!

いくら海軍に多少なりとも詳しい吾輩であっても、本職の方々からしてみれば「軍艦マニアに毛が生えた程度」であることは事実であるため、半ばジョークを飛ばしたようですが、それでも信じる人は信じますからね。

どこからが「境界」なのか見極めないといけません!




しかし、この時はさすがに暑く、涼しいところを求めて厚生センターへ向かいました。




着くやいなや約2階分もありそうな階段が!
やっとこさ2階分上がって冷房の効いた部屋に入ったらグッタリ(ヽ´ω`)。
30分してふと横にあった張り紙を見たら、「上の階にも食堂と売店があるよ」と…
冷房があるところの見学ならいいか!ということで、見学しましたが!
カメラがダウンしてしまったので、売店で保冷剤を調達し、しばらくすると上の写真のようになりましたとさ。

隊舎の正面玄関から。





まるで潜水艦のようなボラらしき魚が頑張れって言ってるようにも聞こえました
アブナイな…





隊舎裏にある車庫には消防車がありました。
しかも海自マーク付きの専用車!





官公庁オークションで手に入れたのか、はたまた正規でず~っとここにいるのかは分かりませんでしたがいいものを見れました。

ということで、ここで2術校の紹介は終りとなります。
次回、最終回は2術校バス車内から始まり、おやしお型潜水艦と退役した護衛艦のはなしをお送りします。つたない文章でしたけども、次回もこんな感じでお付き合いください!

デハっ!

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